4/14後楽園ホール・試合徒然
4/14後楽園ホールでの試合、会場に来てくれた方々、
遠くから応援していてくれたみんな、ありがとうございました。
今回は、この試合に勝てれば6/16(土)後楽園ホールで行なわれる
「ウエルター級王座決定戦」に出場出来るという大事な試合でした。
対戦相手のSEIITSU選手はキャリアも20戦を越え
タイトルマッチも経験している33歳のベテラン選手。
サウスポーからの蹴り技主体で試合を組み立て、
積極的に組み付いて肘・膝を狙う、そういうタイプの選手です。
「もしかしたら首相撲のドロドロの展開になるかもなぁ」と思いながらのゴング。
俺の左足内側を狙って、インローを蹴って来る立ち上がりの相手選手。
「この距離感での闘いならいいな」
そう思っていたが、2Rからは早くも首相撲で組む展開に。
パンチが交錯したり、蹴り合ったりする展開は見ている人に分かり易いので
万人にウケるのだが、首相撲でゴニョゴニョともつれ合う展開は分かりづらく
喜ぶのは、「その首相撲で使われているテクニックの奥深さ」が分かる
マニアや競技者だけなのだ。
ゆえに首相撲で勝てたとしてもあまり評価はして貰えないし、
ともすれば「アイツの試合、つまんねーな」なんて言われる。
特にうちの団体は「倒すか、倒されるか」を標榜する攻撃的な団体なので、
上層部からも「あー、首相撲かよ」みたいな空気感を露骨に醸し出される。
なので「あぁ、興行的にこの展開はヤバいな・・・」とは思ったが、
組んで来る相手には仕方が無いと、首相撲で応じるしかなかった。
その展開の中、相手選手の顔や頭を肘で2〜3ヶ所斬り、
中盤にはローでダウンを取ったが、倒しきれずにそのまま判定へ。
50-46の判定勝ちではありました。
しかし内容がダメだったのは自分自身が一番良く分かっている。
会長からも「あれじゃ・・・」とお叱りを受け、他ジム会長からも嫌味を言われ
沈んだ気持ちでシャワー室へ。
ん?1人誰やら先客がいるなと思ったら、対戦相手のSEIITSU君。
「あ〜、ありがとうございました。お疲れ様でした」とお互いに挨拶をし、
並んでシャワーを浴びながら、あれこれと話す。
SEIITSU君が「入場曲はMIND YOUR STEPにしようかとも思ったけど、
失礼かと思ってやめときました」と言ったのを聞いて笑ってしまったり、
俺が「八王子FSGの選手と闘うのはこれで4人目だし、みんないい人達だから
FSG自体にシンパシーを感じているんだ」と話したり、雑談しきり。
何だかSEIITSU君と話している内に憂鬱だった気分もスッキリしてきて
むしろ楽しくなってきた。
このシャワー後すぐに、次回興行パンフの企画取材を
やらねばならなかったから無理だったが、それが無ければ
「SEIITSU君、一緒にメシ喰いに行こうよ!」と誘うところだった。
そして何だか晴れやかな気分でシャワー室を出た俺は、
6月興行パンフの取材の為に真門ジム野村選手の控え室へ。
野村君もこの日の試合に勝利し、
「6/16ウエルター級 王座決定戦」に駒を進めた。
そう、俺は6/16に野村君と闘うのだ。
6月興行パンフの連載は4/14トーナメントの勝者2人をピックアップ、
選手には申し訳無いが、試合後のダメージと疲れの残る中
企画取材をさせて貰う事をお願いしていた。
その結果、野村君と俺になったのだ。
今回はお遊びの企画内容だったのもあり、試合後の2人とは思えない程、
キャッキャッしながらの企画。
お互い顔が腫れてるのに、6月には本気で殴り合うのに、
ケタケタ笑いながらの楽しい時間だった。
6月の興行パンフの連載ページは是非見て欲しい。
上層部から「フザけんな!!」って
ストップが掛からなければいいんだけどさ・・・。
そして6/16の「ウエルター級王座決定戦」、
きちんとした告知はまた後日にアップしますが
都合の付く方々は是非観に来て下さい。
よろしくお願いします。
そして4/14の応援、本当にありがとうございました。
遠くから応援していてくれたみんな、ありがとうございました。
今回は、この試合に勝てれば6/16(土)後楽園ホールで行なわれる
「ウエルター級王座決定戦」に出場出来るという大事な試合でした。
対戦相手のSEIITSU選手はキャリアも20戦を越え
タイトルマッチも経験している33歳のベテラン選手。
サウスポーからの蹴り技主体で試合を組み立て、
積極的に組み付いて肘・膝を狙う、そういうタイプの選手です。
「もしかしたら首相撲のドロドロの展開になるかもなぁ」と思いながらのゴング。
俺の左足内側を狙って、インローを蹴って来る立ち上がりの相手選手。
「この距離感での闘いならいいな」
そう思っていたが、2Rからは早くも首相撲で組む展開に。
パンチが交錯したり、蹴り合ったりする展開は見ている人に分かり易いので
万人にウケるのだが、首相撲でゴニョゴニョともつれ合う展開は分かりづらく
喜ぶのは、「その首相撲で使われているテクニックの奥深さ」が分かる
マニアや競技者だけなのだ。
ゆえに首相撲で勝てたとしてもあまり評価はして貰えないし、
ともすれば「アイツの試合、つまんねーな」なんて言われる。
特にうちの団体は「倒すか、倒されるか」を標榜する攻撃的な団体なので、
上層部からも「あー、首相撲かよ」みたいな空気感を露骨に醸し出される。
なので「あぁ、興行的にこの展開はヤバいな・・・」とは思ったが、
組んで来る相手には仕方が無いと、首相撲で応じるしかなかった。
その展開の中、相手選手の顔や頭を肘で2〜3ヶ所斬り、
中盤にはローでダウンを取ったが、倒しきれずにそのまま判定へ。
50-46の判定勝ちではありました。
しかし内容がダメだったのは自分自身が一番良く分かっている。
会長からも「あれじゃ・・・」とお叱りを受け、他ジム会長からも嫌味を言われ
沈んだ気持ちでシャワー室へ。
ん?1人誰やら先客がいるなと思ったら、対戦相手のSEIITSU君。
「あ〜、ありがとうございました。お疲れ様でした」とお互いに挨拶をし、
並んでシャワーを浴びながら、あれこれと話す。
SEIITSU君が「入場曲はMIND YOUR STEPにしようかとも思ったけど、
失礼かと思ってやめときました」と言ったのを聞いて笑ってしまったり、
俺が「八王子FSGの選手と闘うのはこれで4人目だし、みんないい人達だから
FSG自体にシンパシーを感じているんだ」と話したり、雑談しきり。
何だかSEIITSU君と話している内に憂鬱だった気分もスッキリしてきて
むしろ楽しくなってきた。
このシャワー後すぐに、次回興行パンフの企画取材を
やらねばならなかったから無理だったが、それが無ければ
「SEIITSU君、一緒にメシ喰いに行こうよ!」と誘うところだった。
そして何だか晴れやかな気分でシャワー室を出た俺は、
6月興行パンフの取材の為に真門ジム野村選手の控え室へ。
野村君もこの日の試合に勝利し、
「6/16ウエルター級 王座決定戦」に駒を進めた。
そう、俺は6/16に野村君と闘うのだ。
6月興行パンフの連載は4/14トーナメントの勝者2人をピックアップ、
選手には申し訳無いが、試合後のダメージと疲れの残る中
企画取材をさせて貰う事をお願いしていた。
その結果、野村君と俺になったのだ。
今回はお遊びの企画内容だったのもあり、試合後の2人とは思えない程、
キャッキャッしながらの企画。
お互い顔が腫れてるのに、6月には本気で殴り合うのに、
ケタケタ笑いながらの楽しい時間だった。
6月の興行パンフの連載ページは是非見て欲しい。
上層部から「フザけんな!!」って
ストップが掛からなければいいんだけどさ・・・。
そして6/16の「ウエルター級王座決定戦」、
きちんとした告知はまた後日にアップしますが
都合の付く方々は是非観に来て下さい。
よろしくお願いします。
そして4/14の応援、本当にありがとうございました。
by ex_snail_ramp
| 2012-04-16 14:03
| タケムラ(キックボクシング)
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