タケムラ
分からなかった人も多かったような石丸病。
そんな方達は、4月28日の石丸のブログを読んで貰えれば、
石丸病の全容が解明されるかと。
個人的には豚インフルエンザよりも恐ろしい病気ですにゃ・・・。
って、あぁぁぁ!
まだ石丸病の後遺症が!
ま、取り敢えずは、同じキックボクシングジムに通うS君話しの続きを。
ある日、パンチパーマをかけてジムに登場したS君。
ただでさえキャラが立ってるのに、俺的にはこれで完璧にブレイク。
この日から、俺の中でSは「神」となったのでした。
で、そのパンチSが練習中に話しかけてきた。
「竹村さん、俺、プロになりたいんですよ」
確かSがジムに入ってもう2〜3年位経つ。
その間、アマチュア選手達が出るスパーリング大会に
出場した事はあるはずだが、それ以外は
ノラリクラリと練習しているだけだ。
でも、ここから改めてプロを目指すってのも悪くは無い。
口調にも熱があり、はっきりと言い切ったSからは
その意志の強さも感じられた。
俺「へー、いいんじゃない?でもキツい練習しないと勝てないよ?
大丈夫?」
S「はい。頑張ります。でも・・・、俺、センス無いから・・・。」
俺「まー、あるって感じじゃないけど(←俺の物言いはヒドい)、
俺のデビュー前と比べりゃ随分マシだと思うよ。
俺、ヒドかったもん」
実際、俺のレベルはかなり低かった。
が、何故かプロデビュー。
パンチは打てない、蹴りもダメ、肘に至っては打ち方すら知らなかった。
その当時にいた前会長はほとんど教えない人だったので、
「旧・村越ジム」のプロ選手達は基本的には自主練習、
見よう見真似のほぼ独学でリングに上がっていったのが事実だ。
デビュー戦が決まってから肘が打てない事に気付き、
慌てて「あのぅ、肘を教えて下さい」と申し出たものの、
「教えてもしょうがないだろ」
と面倒くさそうに一蹴され、そのまま試合。
何とか勝ったものの相手選手の肘を貰い、かなーり痛かった覚えも。
今はジム経営の形態も変わり、
新会長が就任したので状況は変わりましたがね。
・・・・話しがそれました。
パンチ神Sに話しを続ける俺。
俺「俺なんて同期連中の中でも一番センスなかったし、
ミドルを蹴る感覚をやっと掴めたのも
デビューして2年位した時にやっとだぜ?」
俺「そんな俺でも何とかランキングにも入れたし、お前はまだ若いから
努力すれば充分できると思うよ」
真剣に話しを聞いているパンチ神S。
「そうですか・・・。自信は無いですが、頑張ってみます!
竹村さん、また色々教えて下さい!」
そして再び練習に励むS。
プロになりたいと言うだけあって、
気合が入った練習だ。
・・・そういう展開だろうな。
俺は、てっきりそういう展開になるんだろうなと思っていた。
しかしパンチ神Sから実際に出た言葉は、
S「そうですか・・・。」
S「俺、頑張ります!」
S「竹村さんが出来たんですもんね!」
だった・・・。
そして補足すると、
神の最後の言葉「竹村さんが出来たんですもんね!」の
実際のニュアンスは、
「竹村さんでも出来たんですもんねぇ?ふふっ」
だ。
パンチ神Sの肩越しに「うそ・・・?!」と言った表情で
眼を見開いてSを見る、他の練習生の姿も見えたが
この時俺の感情は、イラつきでも驚愕でも無く、
ただ「やっぱ神ってスゴイな・・・」という
素直な感嘆だけだった。
そして神は人一倍早く練習を切り上げ帰宅され、
その後の練習もほぼ週イチしかやらないという神ぶりを発揮。
そして先日、1ヶ月振りにジムに降臨されているのを見かけました。
しかしその姿は既にパンチ神では無く、
その為か、1分に1回位前髪の位置直しをされておりました。
神Sのプロ転向決意はあの日限りだったようですが、
万が一この先、Sがデビューする日が来たら
必ずこのブログでお知らせします。
是非、観戦に来て頂いて「ナイス前髪〜!」と応援してやって下さい。
そんな方達は、4月28日の石丸のブログを読んで貰えれば、
石丸病の全容が解明されるかと。
個人的には豚インフルエンザよりも恐ろしい病気ですにゃ・・・。
って、あぁぁぁ!
まだ石丸病の後遺症が!
ま、取り敢えずは、同じキックボクシングジムに通うS君話しの続きを。
ある日、パンチパーマをかけてジムに登場したS君。
ただでさえキャラが立ってるのに、俺的にはこれで完璧にブレイク。
この日から、俺の中でSは「神」となったのでした。
で、そのパンチSが練習中に話しかけてきた。
「竹村さん、俺、プロになりたいんですよ」
確かSがジムに入ってもう2〜3年位経つ。
その間、アマチュア選手達が出るスパーリング大会に
出場した事はあるはずだが、それ以外は
ノラリクラリと練習しているだけだ。
でも、ここから改めてプロを目指すってのも悪くは無い。
口調にも熱があり、はっきりと言い切ったSからは
その意志の強さも感じられた。
俺「へー、いいんじゃない?でもキツい練習しないと勝てないよ?
大丈夫?」
S「はい。頑張ります。でも・・・、俺、センス無いから・・・。」
俺「まー、あるって感じじゃないけど(←俺の物言いはヒドい)、
俺のデビュー前と比べりゃ随分マシだと思うよ。
俺、ヒドかったもん」
実際、俺のレベルはかなり低かった。
が、何故かプロデビュー。
パンチは打てない、蹴りもダメ、肘に至っては打ち方すら知らなかった。
その当時にいた前会長はほとんど教えない人だったので、
「旧・村越ジム」のプロ選手達は基本的には自主練習、
見よう見真似のほぼ独学でリングに上がっていったのが事実だ。
デビュー戦が決まってから肘が打てない事に気付き、
慌てて「あのぅ、肘を教えて下さい」と申し出たものの、
「教えてもしょうがないだろ」
と面倒くさそうに一蹴され、そのまま試合。
何とか勝ったものの相手選手の肘を貰い、かなーり痛かった覚えも。
今はジム経営の形態も変わり、
新会長が就任したので状況は変わりましたがね。
・・・・話しがそれました。
パンチ神Sに話しを続ける俺。
俺「俺なんて同期連中の中でも一番センスなかったし、
ミドルを蹴る感覚をやっと掴めたのも
デビューして2年位した時にやっとだぜ?」
俺「そんな俺でも何とかランキングにも入れたし、お前はまだ若いから
努力すれば充分できると思うよ」
真剣に話しを聞いているパンチ神S。
「そうですか・・・。自信は無いですが、頑張ってみます!
竹村さん、また色々教えて下さい!」
そして再び練習に励むS。
プロになりたいと言うだけあって、
気合が入った練習だ。
・・・そういう展開だろうな。
俺は、てっきりそういう展開になるんだろうなと思っていた。
しかしパンチ神Sから実際に出た言葉は、
S「そうですか・・・。」
S「俺、頑張ります!」
S「竹村さんが出来たんですもんね!」
だった・・・。
そして補足すると、
神の最後の言葉「竹村さんが出来たんですもんね!」の
実際のニュアンスは、
「竹村さんでも出来たんですもんねぇ?ふふっ」
だ。
パンチ神Sの肩越しに「うそ・・・?!」と言った表情で
眼を見開いてSを見る、他の練習生の姿も見えたが
この時俺の感情は、イラつきでも驚愕でも無く、
ただ「やっぱ神ってスゴイな・・・」という
素直な感嘆だけだった。
そして神は人一倍早く練習を切り上げ帰宅され、
その後の練習もほぼ週イチしかやらないという神ぶりを発揮。
そして先日、1ヶ月振りにジムに降臨されているのを見かけました。
しかしその姿は既にパンチ神では無く、
その為か、1分に1回位前髪の位置直しをされておりました。
神Sのプロ転向決意はあの日限りだったようですが、
万が一この先、Sがデビューする日が来たら
必ずこのブログでお知らせします。
是非、観戦に来て頂いて「ナイス前髪〜!」と応援してやって下さい。
by ex_snail_ramp
| 2009-05-11 12:39
| タケムラ(キックボクシング)
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